夜警と歩く市内散策ツアー - ローテンブルグの伝説男による語り
この男有名になれるんじゃないですか? – 何を言ってます。ドイツの市内観光ガイドの中ではとっくに知られているスターです。中にはローテンブルグ出身の彼を公然と真似する者さえいるほど。
中世の日常生活の歴史

過酷な中世の生活をウィンクを織り交ぜながら生き生きと話す人はいないでしょう。また毎晩夜警 として町を巡回しているハンスゲオルグ バウムガルトナーに似ているロベルト プラントを見た者もいないでしょう。何故住民はあなたの頭上で開けっ放しになっている窓を恐る恐る見つめたのですか?何故ローテンブルグ市民は不便な石畳で道路を覆ったのですか?これらの質問に夜警は巡回中答えてくれます。彼は鉾で武装しています。そして黒い帽子にマント、首からは角笛をぶらさげ、手にはランプを掲げているいでたちがローテンブルグ夜警の定番。遠くから近づいてくるその姿をツアーに参加するためマルクト広場で待機している人々は目にします。そこで気が付くでしょう。夜警という言葉には怖いイメージが付きまといがちですが、ローテンブルグの夜警は実に気さくであることを。市庁舎階段にて写真撮影や握手に応じたりして、巡回開始前から彼は注目を浴びることを喜んでいるようです。そしてまた彼の特性DVDを購入した人には最高の笑顔を向けるはずです。
地獄行きのハイウェイ : 夜警ツアーのルート
夜警と一緒に回るツアーはマルクト広場より始まります。英語での案内は20時から、ドイツ語での案内は21時30分から始まります。予約する必要はありません、チケットの事前購入もできません、ローテンブルグ夜警への支払いは現金のみです。マルクト広場を出発後、ゆったりとした口調で話す夜警の話を聞きながらヘレン通り沿いに歩きます。歩くルート上に住む人はいつも決まった時刻に耳にする彼の声に合わせて時計の針を正しく合わせることができます。かつて夜警は中世の町の法と秩序、市民の安全の責任を負っていましたが、今日ではローテンブルグに住む人、滞在する人に陽気な声と笑いを与える使命を持っています。ただし、そんな冗談ともとれる話の中にも参加者は今まで知らなかった中世世界の情報が散りばめられている事に気が付くはずです。最後にグループは夜警と共に旧市街を離れブルグ公園へ行きます。一体彼の他に誰が塔をくぐって再び町へと戻る道を知っているのでしょうか?そう参加者は夜警と共に地獄へ行くのです。正しくいうならば”地獄行”という名前のレストランへ向かうのです。本当にあっという間の45分間です。しかも大人だけでなく子供達もしっかり楽しみながら学べる愉快な体験です。

プライベート夜警 : 歌いながらもしくはクラシックに

夜警ガイドは一個人、もしくは一団体専用としてリクエストできます。ローテンブルグにいる6人の夜警がまるで昨日今日の出来事のように数々の逸話を語ってくれます。レストランに歌う夜警グループがサプライズ訪問してくれるよう依頼する事も可能です。そのような経験は家族や友達にとって決して忘れることのできない思い出になるでしょう。ただし、プライベートツアーであっても夜警は夕方以降に仕事することを好みます。何故なら暗黒時代の伝説が語られるには闇がふさわしいからです。